2019
03.06

第3569号「『宣伝』が不正を防ぐ」

伝える企画

2019年1月、あるコンビニエンスストアでコーヒー用の100円カップを購入して150円のカフェオレを注いだとして、窃盗容疑で62歳の男性が逮捕されたと報道されました。報道によるとどうも常習犯だったらしく、現行犯逮捕だったそうです。たかが50円ですが、窃盗は窃盗です。

しかし、ネット上では「できてしまうシステムにも問題あり」との意見があり、個人的にも納得です。犯罪社会学によると「犯罪は『人』が起こすのではなく『環境』が起こす」とも言われています。

そこで、「音」を使って不正を防止するアイデアはいかがでしょう。

とってもシンプルです。例えば、コーヒーの「R』のボタンを押すと、「コーヒーのレギュラーサイズをお買い上げ、ありがとうございます。●●●(コンビニ名)のコーヒーは・・・」とドリップしている間、「こだわり感」の音声をマシンから流します。もちろん、カフェラテは違う音声が流れます。これにより誰かが監視していなくても何を買ったかが周囲にわかります。音声の場合、誰が聞いているかわからない点が抑止力になります。

また、店内に音声が流れることによりコーヒーの香りとの相乗効果で他のお客さんも欲しくなりますよね!

100円という価格を実現するためにシビアなコスト管理をしてきたと予想できますので、ボタンを押したら音声が流れる機能なら大きなコスト負担にはならないのでは。(素人予想)

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